歯が原因で副鼻腔炎??
2023.02.02みなさんこんにちは!!
ワンデイデンタルの平岡です。
寒い季節は続いていますが体調は大丈夫でしょうか?
風邪をひいたのかなあ~花粉の季節が近づいてきたけど
鼻水がとまらないなあ~ということがありませんか?
実は、歯が原因で鼻詰まりや鼻水が止まらないということがあります。
歯性上顎洞炎というもので鼻の横の上顎洞という副鼻腔の一つが炎症を起こしています。
一般的には、副鼻腔炎とか蓄膿症と呼ばれたりします。
歯が原因の場合は
耳鼻科ではなく歯科がメインで治療を進めていくことが多いです。
鼻が原因ではないため
歯科の上顎洞炎では症状が酷い時は(急性症状の場合は)
・上の奥歯が痛む
・目の下が重苦しい
・歩く(走る)と目と鼻の間がずんずん痛い
・とんでもなくびっくりするような色の鼻水が延々でる
・頭痛がひどい
・目が痛い
など、片方に強い症状が出るのが特徴的でしんどい思いをされる方も多いです。
歯性上顎洞炎の原因としては下記のようなものがあげられます。
- 虫歯や歯周病が原因で炎症が上顎洞粘膜まで及んだ場合
- 抜歯をした時に上顎洞粘膜が感染した場合
- 以前に根管治療をされた歯で膿の袋が広がり上顎洞まで炎症をおこす場合
- インプラント治療中に上顎洞粘膜が傷ついて細菌感染をおこす場合
歯性上顎洞炎の治療は、主に抗生物質の服用と原因になっている部分の治療があります。
虫歯や歯周病が原因の場合の多くは抜歯を行いますが、根管治療で歯を残して治療ができる場合もあります。
ワンデイデンタルでは、根管治療(歯の根の治療)を過去にされている方には積極的にCTを撮らせていただいています。
すると、意外に症状は出ていませんが
上顎洞炎になっているのをみつけることがあります。
患者様に聞いてみると
そういえばこちらだけ鼻水が止まらない等 気が付き納得されることもあります。
気になる症状がある方はいつでもワンデイデンタルにご相談ください!!