Dr.hiraoka Blog Dr.平岡のブログ

口腔内スキャナーiTeroの魅力を再度伝えたい!!!

2022.06.28

みなさん、こんにちは

毎日暑い日が続きますねー
冷たい飲み物がほしい季節で、知覚過敏の人にはしんどい季節です。

今日は、以前
iTero(口腔内スキャナー)について
ブログで書きましたが
最近、やはりこのスキャナー最高!!
だなぁと思う日々です。

そんな iTeroラブな平岡が iTeroの魅力について
再度語ろうと思います。

以前のブログでは、 iTeroをつかうことにより
スキャナーでご自身の歯をとるので
 型取りをしなくてよいということや

iTeroでスキャンしたデータで
インビザライン(マウスピース矯正)

を行うのでとても効率的に患者さんの負担なく矯正を進めることができるとお伝えしたかと思います。

もちろん、それが iTeroの最大の魅力だとおもいます。

ですが、当院ではスキャナーで患者さんのお口を
3D画像ですぐに
お見せするようにしています。
歯医者さんに緊張し不安な中いらっしゃった患者様には
今、お口の中で何が起こっているかを一緒に共有できることは安心につながるのではと思います。

昔は、口腔内写真(カメラによるいろいろな角度からお口の写真)というものを初診のとき撮影していました。

これも、治療の経過やビフォーアフターをみるのにはとてもいいのですが
iTeroは、3Dのため

写真のように一方向ではなく
他方向からみられます。

虫歯、かぶせものの適合、噛み合わせ、舌癖

本来は覗かない位置からみれることにより
さらに患者さんに説明しやすくなりました。

さらに、 iTeroのすごいところは、
咬合圧(噛み合わせの力)を瞬時にみることができるところです。

iTeroで
噛んでもらった状態をスキャニングします。

そうすると、どこが1番強く噛んでいるか
が色分けされ瞬時にわかるのです。

これによりこの人は、
右で強くかんでるとか
奥歯はかんでるけど
前歯はかんでないなど
複雑なことがわかります。

これは、写真ではわかりづらいため
とても助かりますし
被せ物をやりかえてセットするときにとても参考になります。

当院では初診の時に

CTと iTeroをとります。

iTero で三次元的に口腔内をみます。
CTで三次元的に骨の状態をみます。

iTeroで撮ったお口の
画像を3Dプリンターで模型にします。
最新の機器で患者様と情報を共有していく歯科医院です。

iTeroを使って今までみえなかったことがたくさんみえるようになりました。

なぜ、インプラントをしたほうがよいか、なぜ被せ物をやりかえた方がよいか、
なぜ根の治療をした方がよいか、なぜ矯正をした方がよいか・・

等、とても伝わりやすくなりました。

いま、日本ではスキャナーを使っている
医院は5%ほどです。

ヨーロッパでは、80%ほど
アメリカでは50%ほど使用しており

アメリカの歯学生は、もう
型取りは従来の方法ではなくスキャナーを使って実習をしているそうです。

これから、どんどん普及していくであろう
スキャナー。

当院は iTeroを3台所有しています。
なので、瞬時に起動させてお口の中を共有できます。

あなたのお口の状態がしりたいならいつでもワンデイデンタルにご相談ください。