低侵襲な歯周病治療 エルビウムYAGレーザーについて
2023.03.12こんにちはワンデイデンタルの平岡です。
今日は、当院にあるエルビウムヤグレーザーについてお話します。
当院では、エルビウムやグレーザーを歯周病治療で行っています。
歯肉が腫れ上がったところにレーザーを使って殺菌、消毒します。
本当に、腫れの引きが早いのでご紹介します。
エルビウムヤグレーザーのメリットは
1. 痛みの少ない歯周病治療が可能
エルビウムヤグレーザーは、従来のレーザーと比べて非常に痛みの小さい治療が可能です。
その理由は、水によく吸収されやすいという性質にあります。エルビウムヤグレーザーは、照射した組織表面の水分に反応して蒸散するため、表面にのみ作用し、発熱が微小に抑えられます。また、先端から水を噴きつけて患部を冷却しながら治療を行うため、より安全性が高くなります。
痛みが小さいことから、多くの場合、注射による麻酔も必要ありません。
痛みが小さいことから、多くの場合、注射による麻酔も必要ありません。
2. 身体組織への負担の少ない歯周病治療が可能
エルビウムヤグレーザーでは、歯や骨が熱変性を起こしたり、表面に黒焦げが起こったりする心配がほとんどありません。これは、照射範囲が狭く、蒸散という反応も照射部の表面でのみ作用するからです。
照射した部位の周囲や組織深部への熱作用が非常に小さく済むため、エルビウムヤグレーザーを使用すると、からだへの負担の少ない歯周病治療が可能です。
照射した部位の周囲や組織深部への熱作用が非常に小さく済むため、エルビウムヤグレーザーを使用すると、からだへの負担の少ない歯周病治療が可能です。
3. 歯周病などの治癒が早い
レーザーの熱には殺菌効果があるため、細菌を原因とする虫歯、歯周病、根管治療に効果的です。また治癒を促進する効果もあり、歯肉の切開にレーザーを使用すると短期間できれいに治ります。
4.ストレスの少ない歯周病治療が可能
ドリルで歯を削るときには不快な振動や音がしますが、エルビウムヤグレーザーならそのような不快感がなく、ストレスの少ない歯周病治療が可能になりました。
レーザーの歯周病への5つの効果
3. エンドトキシンの無毒化
エンドトキシン(内毒素)とは、細菌の細胞壁に含まれる毒物のことです。
細菌を物理的に取り除いても歯の根の表面や歯肉には毒が残ってしまいますが、エルビウムヤグレーザーで歯周病菌を殺菌すれば、エンドトキシンの無毒化も同時に行うことができます。
細菌を物理的に取り除いても歯の根の表面や歯肉には毒が残ってしまいますが、エルビウムヤグレーザーで歯周病菌を殺菌すれば、エンドトキシンの無毒化も同時に行うことができます。
4. バイオフィルムの破壊
バイオフィルムとは細菌同士が集まってへばりついているもののことです。簡単には洗い流すことができず、新たな細菌を次々と巻き込んでいくものですが、エルビウムヤグレーザーを使用することで、集まった細菌を破壊することが可能です。
このように、従来の歯石をとる歯周病のクリーニングを超えて
レーザーを行うことにより、歯周病の殺菌ができるため
一時的な治癒が得られます。(完全な治癒は一回ではなおらないですが、痛みはかなり引いてくれます。)
レーザー治療は自費治療です。
歯肉の腫れ、痛みについて気になる方はいつでもワンデイデンタルにご連絡ください。