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東京歯科大学病理学講座下野正基先生の講演

2009.07.23

東京歯科大学病理学講座下野正基先生の講演

こんにちわ 東京都府中市の歯医者「府中ワンデイデンタル」です

7月23日水曜日の診療終了後、東京歯科大学病理学講座主任教授下野正基先生の講演に行ってまいりました。以前から著書を何冊か拝見させていただいており、一度お話を聞きたいと思っておりました。

歯と歯肉がどのように接着しているのかについての講演でした。歯肉は接着性糖タンパクで、歯に接着していることが現在では明らかになっているそうです。また、歯の周りの粘膜は通常の粘膜の細胞交代のスピードの50~100倍のスピードで交代することによってプラークによる侵襲に対抗しているそうです。

歯牙と歯肉を接着する糖タンパクはインプラントと歯肉の場合にも生産されているが、その量が1/5~1/10程度らしい。従って付着上皮になんらかの刺激を与え、自然な状態と同量の糖タンパクを出させる研究が進んでいるそうです。ちなみに接着タンパクはラミニンとインテグリンです。