blog 院長ブログ

院長のインビザライン体験日記

2021.09.11

こんにちは府中の府中ワンデイデンタルです。

只今インビザライン床矯正を初めて一か月。

感想は他のワイヤー矯正に比べてらくちんであまり痛いという印象を受けない。これで本当に動くのかという感じです。

患者さんの直近50人のデータを見るとほぼほぼ狙い通りといった感じ。ただほかの病院が一か月毎のチェックであるのに対して

当院では7日から10日ぐらいでチェックをして毎回口腔内写真を12枚ほど撮って、管理及び観察をしております。今後は一カ月から二カ月ごとのチェックでリモートで確認しながらやっていこうと模索しております。患者さんもアクセスできるデータファイルortho.comを使っております。

マウスピースの取り扱いとしてはほぼ一日中入れっぱなし食べる時と歯ブラシの時は外してねって具合です。飲み物もできる限り外してもらった方がマウスピースを清潔に保てます。ただお水はつけたまま飲んでもほぼマウスピースに変化はありませんでした。

一日に1リットルぐらい緑茶をマウスピース装着のまま摂取するとやや茶色に。また毎日コーヒーを三杯飲みお茶を1リットルだと

マウスピースつけっぱなしだとかなり濃い茶色に変色してしまいました(個人的感想です)。

歯を効率的に移動させるためにアタッチメントというレジンの突起をいくつかの歯のほっぺた側の側面につけていきます。ベロやほっぺたに引っかかって傷がつくというほどではありませんがもともとつるつるな歯の表面につけるので違和感がありついつい歯を磨く頻度が増えるという利点のようなものも起こりました。口腔内が清潔に保たれる。接触頻度が落ちるので、いちいち外すのが面倒なので。ダイエット効果があったかたもちらほら。

検証好きな自分は、マウスピース装着のまま食事をとるという暴挙に出てみましたが、お米や肉魚などはしかり咀嚼はできませんがの見込める程度には噛めるといった感じ。後の清掃が大変ですが。ただ一緒に食事をしている方からはそんな咀嚼をしていることは感じられないといった感想でした。あとしゃべり方も自分では口腔内にマウスピースはいってるなと感じますがだからと言ってしゃべり方が不自然になることなありません。

マウスピースを装着した初日は装着後一時間ほど締め付けられている感じがありますが痛いというほどではありません。ただ一日に何度か取り外しするときは移動の集中している個所の歯はマウスピースの出し入れが2日間ほどきつく出し入れが気になりますが3日目ぐらいからはほぼ気にならなくなります。

あと右胸鎖乳突筋の乳様突起付着部の慢性的な痛みと右肩甲骨と背骨の間に合った慢性的な痛みがほぼなくなっていることも特筆すべき点かも。咬合学的観点で解説すると前歯のかみ合わせが深く、下顎が後方に押しやられがちで前後的歯牙湾曲が強いため習慣的噛み締めが多く、咀嚼筋にわりと緊張が走りがち。顎関節に異常はありませんが今後30年の咬合安定を鑑みるとここで噛み合わせを一度リセットしておくのはよい選択だといえます。咬合痛や顎関節に痛みやクリック等の症状があるとCOPA(Craniomandibular  orthodontic positioning appliance)を用いて下顎頭を生理的な位置の中心位持っていき、筋肉をニュートラルな位置に導いて疼痛等違和感を取ってから矯正治療に移ります。

驚異の治療スピードわずか4カ月でフィニッシュを目指します。てことは、9月 10月 11月 12月なんと年内には終わる。ワイヤーでやるののわずか8分の一の期間しかかからん。さてさてどうなりますかこうご期待。

今日も冷えますな~ 寒暖の差の激しい季節 ご自愛くださいませ