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2019年 歯科海外研修その1 イタリア インプラントコース In Padova

2019.05.24

2019年 歯科海外研修その1 イタリア インプラントコース In Padova

こんにちわ 東京都府中市の歯医者「府中ワンデイデンタル」です

 

ゴールデンウイークの前半毎年恒例のインプラント研修に行ってきました。
今年は大型連休でチケットがとりづらく、行きはパリ乗り継ぎ帰りはアムステルダム乗り継ぎの変則日程で行きました。

時差が7時間ほどあるため、初日は時間調整のためジオットのフラスコ画を観たりしながら市内観光をし、二日目からみっちりな講義でした。
リンデ先生による歯槽骨の話から始まり、セメント室の大切さであったり、なぜ歯牙がなくなると骨はなくなるのか、またその量と期間、歯間乳頭の大切さなど。

2017シカゴ会議から始まった新しい歯周病の分類にのっとった歯周治療のあれこれと盛りだくさん。当然ながらインプラントについてもその成り立ち、現状のトピックスまで網羅したものでした。

口の中は白と赤の世界。
白は歯牙、赤は歯肉。この二つの領域をコントロールするのが歯科医師の使命である。

赤の世界のコントロール基準はプロービング時の出血の有無、出ていなくてポケットの深さが4ミリ以内ならオッケイ。
2017より歯周病の分類が新しくなり、癌のように四つのステージに分類され、現在がどのステージにいて、どのくらいの進行具合なのかにより治療方針が異なります。そこにはGBTの考え方が色濃く反映されているため、今までのようなSCやSRPで治そうとするのとは考え方が変わってきています。

今は歯周病は治るんです。