2019年 歯科海外研修その1 イタリア インプラントコース In Padova part2
2019.05.252019年 歯科海外研修その1 イタリア インプラントコース In Padova part2
こんにちわ 東京都府中市の歯医者「府中ワンデイデンタル」です
日本人の80%が罹患していると言われている歯周病ですが、スエーデンでは20%程度の罹患率にとどまっています。
歯周病は発現をコントロールできる疾患なのです。
リンデ先生講義より
そもそも歯周病とはいかなる疾患なんでしょう?
歯の周りにある歯槽骨が失われていく疾患であり、スタートは歯と歯の間の骨からになります。
従って、歯磨きだけでは予防は難しく、歯と歯の間をフロスや歯間ブラシやデンタルピックで清掃することが
必要となる。
では、骨欠損ができたらどうするか。何もしないか、何かするかに分けられます。
何かするなら、人口骨、エムドゲイン、GTR、などなどありますが、どれを用いるにしても用いないにしても大切なことは
GBTにもとづく炎症のコントロールつまりはお手入れに尽きるということです。
それにプラスして日々の臨床の中で歯周病感度の高い10パーセントの人を見つけて、しっかり寄り添いともに歩むことが大切です。歯があるにこしたことはないのですから。
歯周病の発言の時期ですが、二十代から三十代が多いようです。さらに歯周病に罹患した歯牙は10年ほどで失われていくことが多いことからもきちんとしたリコール体制を敷き日々チェックしていくことが大切なこととなります。
そして何より 一個人同士として患者さんと向き合うようにしてください。
その人の生い立ちであったり、日々の生活を考慮しともに歯周病と向き合うことが大切です。